23/41熱力学第一・第二法則
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高校発展Chapter 2310

熱力学第一・第二法則

第一法則 = エネルギー保存。第二法則 = 熱は必ず高温から低温へ。この2つが熱力学の全て。

#熱力学#内部エネルギー#エントロピー#熱機関#カルノー

つまり「2つだけ覚える」

第一法則:ΔU = Q − W(エネルギー保存)

第二法則:熱は自然に高温→低温にしか移動しない


第一法則 ΔU = Q − W

変数意味
ΔU内部エネルギーの変化
Q系が吸収した熱量
W系が外部にした仕事
変化の種類条件
断熱変化Q = 0、ΔU = −W
等積変化W = 0、ΔU = Q
等温変化(理想気体)ΔU = 0、Q = W

第二法則とエントロピー

「乱雑さ(エントロピー)は自然に増加する」

コーヒーに砂糖を入れると自然に混ざる → 逆は起きない

「すべての熱を仕事に変換することはできない」

→ 熱機関には必ずロスが生まれる。


カルノー効率(最大効率)

emax=1TLTHe_{\text{max}} = 1 - \frac{T_L}{T_H}

TH = 高温熱源の温度(K) TL = 低温熱源の温度(K)

どんなに頑張っても、この効率を超えられない。


💡豆知識

蒸気機関の効率をめぐる研究が熱力学を生んだ。19世紀初頭、蒸気機関の効率は数%しかなかった。「もっと効率的にできないか?」という工学的な問いに答えようとした結果、熱力学第一・第二法則が確立された。純粋に理論から始まった学問ではなく、産業革命の実用的な要求が生み出した学問だ。

よく間違えるところ

「熱機関の効率100%は不可能」というのは熱力学第二法則の帰結で、技術の進歩で解決できる問題ではない。どれだけ摩擦を減らし、材料を改善しても、カルノー効率 e = 1 - TL/TH を超えることは原理的に不可能。永久機関が存在できない理由もここにある。

重要ポイント

まとめ

  • 第一法則:ΔU = Q − W(エネルギー保存)
  • 第二法則:熱は高温→低温、エントロピーは増大
  • カルノー効率:e = 1 − TL/TH
  • 等温変化:ΔU = 0(理想気体)

まとめ

  • 第一法則:ΔU = Q − W
  • 第二法則:熱は高温→低温、エントロピーは増大
  • カルノー効率:e = 1 − TL/TH
  • 等温変化:ΔU = 0(理想気体)

// quiz

確認問題

Q1.熱力学第一法則 ΔU = Q - W の W は何か?

Q2.熱力学第二法則の内容はどれか?

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光電効果とド・ブロイ波

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