高校発展Chapter 19約9分
直流回路とキルヒホッフの法則
分岐点では電流が合計される。閉回路では電圧の合計がゼロ。この2ルールで複雑な回路が解ける。
#キルヒホッフ#直流回路#電流則#電圧則#合成抵抗
つまり「2つのルールで全部解ける」
KCL(第1法則):分岐点に入る電流 = 出る電流(電荷保存)
KVL(第2法則):閉回路を一周すると電圧の和 = 0(エネルギー保存)
合成抵抗の確認
直列:R合 = R₁ + R₂(電流同じ・電圧が分かれる)
並列:1/R合 = 1/R₁ + 1/R₂(電圧同じ・電流が分かれる)
キルヒホッフの解法手順
- 各枝に電流の向きを仮定して記号をつける
- 分岐点すべてにKCLを適用
- 独立した閉回路にKVLを適用
- 連立方程式を解く
- 負の電流 → 向きが逆だっただけ
よく混乱するところ
KVL を使うとき、電源(起電力)と抵抗で符号のルールが異なる。
電源は電流が内部を低→高に流れるとき +(起電力)
抵抗は電流の向きに電位が下がる −(電圧降下)
💡豆知識
現代の電子回路設計ではKiCADやLTSpiceなどのシミュレーションソフトが使われている。これらはキルヒホッフの法則を数千個〜数百万個の回路素子に自動適用して、電圧・電流分布を計算する。スマートフォンのチップ設計では、数十億個のトランジスタが作る回路をシミュレーションで事前検証してから製造する。
⚠よく間違えるところ
KVL(電圧則)を適用するとき、閉回路を一周する向きを自分で決めて、それを一貫して守る。電源を正方向(起電力の向き)に通るとき+、逆方向に通るとき−。抵抗では電流の向きと同方向に通るとき−(電圧降下)、逆方向なら+。向きを途中で変えると符号が狂う。
✓重要ポイント
まとめ
- KCL:分岐点では電流保存
- KVL:閉回路では電圧の和 = 0
- 仮定した電流が負 → 向きが逆なだけ
まとめ
- KCL:分岐点では電流保存
- KVL:閉回路では電圧の和 = 0
- 仮定した電流が負 → 向きが逆なだけ、大きさは正しい
// quiz
確認問題
Q1.キルヒホッフの電流則(KCL)の内容はどれか?
Q2.並列接続の合成抵抗は?
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