高校発展Chapter 25約11分
特殊相対性理論
光速は誰が測っても同じ。それだけで時間の遅れ・長さの収縮・E=mc²が全部導ける。
#相対性理論#光速度不変#時間の遅れ#質量エネルギー#ローレンツ変換
つまり「光速だけが絶対で、時間と長さは相対的」
日常感覚では「時間はみんな同じに流れる」と思っている。
相対性理論はその直感が間違いだと言う。
2つの原理
- 相対性原理:どの慣性系でも物理法則は同じ
- 光速度不変の原理:光速 c は誰が測っても同じ
この2つだけから全部が導ける。
時間の遅れ
速度 v で動く系の時計:
v が c に近いほど時間が遅れる。
ミュオン崩壊実験で実際に確認されている。
長さの収縮
動いている方向に縮んで見える。
E = mc²
1gの物質が全てエネルギーに変換されると:
広島原爆の約2000倍。
💡豆知識
GPS衛星は相対性理論の補正なしには正確に動かない。衛星の高速運動(特殊相対性理論)で時計が1日に約7μs遅れる一方、高い高度では重力が弱く(一般相対性理論)1日に約45μs進む。合計で約38μs/日のずれを補正しないと、1日で約10 kmの位置誤差になる。
⚠よく間違えるところ
「質量とエネルギーは等価(E = mc²)」だからといって「物質はエネルギーに変換できる」という意味ではない。通常の化学反応では質量変化は測定不能なほど小さい。核反応(核分裂・核融合)では約0.1%の質量がエネルギーに変換される。化学爆発はE=mc²とは無関係。
✓重要ポイント
まとめ
- 光速は誰が測っても同じ(c ≈ 3×10⁸ m/s)
- 高速で動くと時間が遅れ、長さが縮む
- E₀ = m₀c²(静止エネルギー)
- v > c は不可能
まとめ
- 光速は誰が測っても同じ(c ≈ 3×10⁸ m/s)
- 高速で動くと時間が遅れ、長さが縮む
- E₀ = m₀c²(質量はエネルギー)
- v > c は不可能(エネルギーが無限大になる)
// quiz
確認問題
Q1.光速度不変の原理の内容はどれか?
Q2.高速で動く物体の時計は?
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